浴室 床 リフォーム 費用

浴室の床リフォームで費用を抑えるために出来ることとは?

床の汚れが目立ってきた、床のタイルが冷たくて冬が辛い、滑りやすい床をどうにかしたい、など浴室の床に関する悩みを持っておられる方は少なくありません。
浴槽や壁が綺麗で問題がない場合には特に、床だけのリフォームだけで、しかも出来るだけ安くしたいと思うものです。
浴室の床リフォームの費用を抑える事はできるのでしょうか?

 

 

●床材によって5万円〜15万円と費用が異なります。
●床だけのリフォームより浴室全体のリフォームの方がお得で効率的な場合もあります。

 

 

何のために床リフォームをするの?

浴室の床材に使われる物の中には、樹脂床材、タイル床材、木床材などがあり、樹脂床材は5万円〜、タイル床材は10万円〜、木床材は15万円〜、とそれぞれ材料によって費用が異なります。
しかし床のリフォームをする際には、その費用の安さだけで床材を決めるのではなく、目的をよく考えて、今ある問題に対応した床材を選ばなければいけません。
例えば、床リフォームを安く仕上げる方法には、樹脂タイプの床シートやパネルなどを既存の床に上貼りする方法が材料費も施工費も安く抑えられます。
しかし、現在の床にヒビが入っていたり、酷いカビや腐食が発生したりしているなど、既存の床材そのものに問題がある場合は上貼りをしても、問題は解決されません。
また、デザイン性を考えるならタイルや木製の方が良いという場合もあります。
目先の費用の安さだけに左右されず床材や施工方法をしっかり検討すべきです。

 

 

システムバスを入れ替えた方がお得!?

浴室の床リフォームを検討するのは、在来工法の浴室だけでなく既にシステムバスというケースもあります。
システムバスの場合、床リフォームは既製品の床を入れ替えるか、塗装という方法になります。
塗装は安く施工も簡単ですが、耐久性は樹脂床材に比べ低いので、すぐにリフォームが必要になるかもしれません。
また、床材を入れ替えるとなると、一体化になっているシステムバス全体を一度解体する必要があります。
システムバスの耐用年数15年を目安で考えると、せっかく解体するのであれば、システムバスを設置してから5年以内程でない限り床だけでなく丸ごと入れ替えた方がお得になります。
また、在来工法の浴室の場合も、システムバスの場合も、床だけ新しい素材にするより浴室全体で一掃する方が、保温効果や防カビ効果など浴室に求める効果を最大限に期待できるというメリットがあります。

 

 

まとめ

浴室の床リフォームでは、樹脂床材5万円〜、タイル床材10万円〜、木床材15万円〜、とそれぞれの床材によって費用が異なり、既存の床を撤去せずに上貼りする方法であれば施工費も抑えられます。
しかし、床の破損やカビなど既存の床の問題や原因を把握したうえで床材を選ばなければ、すぐに再リフォームが必要になり、どんなに安くリフォームしても意味がないので、目的をよく考えたうえで床材を選びましょう。
また、設置年数や耐用年数、床や浴槽の効果を最大限に期待するなら、床だけのリフォームよりシステムバスに総入れ替えする方が、長い目で見るとお得な場合もあるので、よく比較検討するようにしましょう。

 

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