お風呂リフォームの内訳と相場を知っておくことは重要!?
お風呂リフォームの工事を依頼すると業者によっては、「お風呂リフォーム一式」や「お風呂リフォームセット価格」というかたちで、合計金額だけを提示されるかもしれません。
合計金額が安いと、すぐに契約したくなるかもしれませんが、その前にお風呂リフォームの内訳と各工事の相場を知っておくことは重要です。
●お風呂リフォーム費用の内訳と工事ごとの相場を知って、業者ごとに比較してみましょう。
●お風呂リフォームの費用は商品価格と工事費の合計です。
相見積もりをとって内訳も比較!
お風呂リフォームの合計価格の相場だけでなく内訳を知っておくことは重要です。
せっかく数社から相見積もりをとっても、合計金額だけを業者ごとに比較するなら、何が高く、何が安いのか、またその理由について知る事は出来ません。
しかし、内訳と内訳ごとの相場を知っていれば、各業者のシステムバスの商品値引き率や工事費用の適正価格が判断でき、値段交渉もしやすくなります。
お風呂リフォームの内訳と相場
お風呂リフォームの費用は、システムバスや浴槽などの「商品価格」と「工事費」の合計で成り立っています。
商品価格はメーカーやグレードによって異なり、値引き率も業者によって30〜50%違うので、正確に業者を比較するのであれば、同じメーカーのグレードを設定して相見積もりをとりましょう。
加えて工事費の内訳ですが、在来工法の浴室からシステムバスへのリフォームの場合、下記のような内訳と相場になります。
・既存浴室の解体・撤去費:4〜10万円
・システムバス設置施工費:10〜15万円
・給排水管工事費:5〜10万円
・電気配線工事費:4〜5万円
・浴室ドア・壁補修工事費:5〜6万円
・産廃処分費:3〜4万円
合計で30〜40万円が工事費の相場です。
その他、浴室の基礎や壁が腐食している場合や、オプションの機能が付く場合は工事費がアップします。
その点も細かく内訳として見積もりに記載してもらいましょう。
そうすれば、基礎の腐食を放って工事を進めようとしていないか、など悪徳施工業者を見抜く点でも助けになります。
まとめ
せっかくリフォーム業者数社から相見積もりをとるのであれば、お風呂リフォーム工事一式という形で合計金額だけを提出してもらうのではなく、内訳を出してもらうようにしましょう。
お風呂リフォームの大まかな内訳は商品価格と工事費の合計です。
各工事費用の相場を把握したうえで、価格や値引き率を比較してください。
そうすれば、各業者のメリット・デメリットを知る事ができ、適正価格・最安値でのお風呂リフォームにつなげられますし、適正なリフォームが行われるかが判断でき悪徳施工業者を見分ける点でも助けになります。