浴室とトイレのリフォームのタイミングは?費用はどれぐらい?
リフォームは業者選びから打ち合わせ、工事期間まで時間がとられるので、出来るだけ一気にまとめてしたいと思っておられるかもしれません。
しかし、費用のことやタイミングを考えると、家をまるごと1度でリフォーム、全面改装にはなかなか踏み切れないものです。
そこで外回りや内装、水回りという感じで大きく分けてリフォームを検討する方も多いのではないでしょうか?
ここでは、同時リフォームの組み合わせで多い、浴室とトイレのリフォームの時期や費用について見てみましょう!
●浴室とトイレのリフォームを同時にするなら15年目を目安にしましょう。
●浴室とトイレのリフォームのセット費用は120〜200万円が相場です。
15年目が同時リフォームの目安
浴室の寿命は10〜15年と言われており、10年目程からタイルや床の汚れやカビが目立ってきて、15年目に浴槽交換とタイルの総張り替えや、システムバスに交換するケースが一般的です。
トイレに関しては、10〜20年が寿命と言われ、水栓金具や便座だけであれば10年以内に、便器の取替えは15年目からが一般的です。
浴室とトイレの寿命を考えると、設備機器の交換や床の張り替えなど、浴室・トイレの全面リフォームを同時にするのであれば、15年目を目安にすると良いでしょう。
築15年経てば、家族構成が変わっていたり、年齢を考えてバリアフリーリフォームを検討したりできるので、今後のリフォーム計画をふまえやすくもなります。
そして、同時にすることを検討しているのであれば、それまでに予算を貯めつつ、定期的に点検や部分的な補修をすることで、快適さを保ち、15年後に問題なく浴室とトイレを一緒にリフォームすることが可能です。
同時リフォームで安くなるかは業者次第!?
浴室のリフォームはシステムバスのメーカーやグレード、値引き率によっても異なりますが、100〜120万円が相場です。
トイレに関しても、どこのメーカーの便器を使うか、またオプションで何を付けるかにもよりますが、一般的に20〜30万円と言われます。
そのため、浴室とトイレを同時にリフォームした場合、単純に合計して120〜200万円が相場となります。
排水管の工事をする設備屋さんがトイレも浴室も施工できるので、多少の人件費削減にはなりますが、一般的に隣接している洗面所と浴室の同時リフォームの場合と違い、トイレと浴室は同時に工事する部分が少ないので、一緒にリフォームすることで費用が特段お得になるということは期待できません。
しかし、リフォーム業者によっては、セットで工事することで値引きしてくれる場合もあるので、相談してみる価値はありますし、工期に関しては別々に行うより短縮できます。
まとめ
浴室とトイレのリフォームを同時に行う場合は、それぞれの寿命を考えると15年目を目安にすることが出来ます。
それまでの間に、費用の用意をすることや、今後の家族の必要に応じたリフォーム計画を立てるようにしましょう。
リフォーム費用は120〜200万円が相場です。
一緒にリフォームすることで特段、費用が安くなるわけではありませんが、リフォーム業者によっては値引きしてくれる場合もあるので、相見積もりをとって費用を比較することや、値引きがあるかを相談してみましょう!